GOLD EXPERIENCE 2 〜 金鯱によせて 〜
Gold Experience 2: in Nagoya & Komaki - Homage to the Golden Tigerfish


第1会場:愛知県立芸術大学サテライトギャラリー(名古屋)
会期:2012年3月9日〜18日
オープニングレセプション(1):2012年3月9日 17:00〜

第2会場:旧竹内邸・常懐荘(愛知県小牧市)
会期:2012年3月10日・11日
オープニングレセプション(2):2012年3月10日 13:00〜
※常懐荘のレセプションでは出品作家によるアーティストトーク/スライドショーを行います
※常懐荘では、木村了子による恋愛シミュレーション双六作品「常懐荘の兄弟(ふたり)〜出逢い編〜」を開催いたします。ぜひご参加ください。

出品作家:ハン・ホ、木村了子、イ・チオン、野口琢郎、パク・ヒョンジュ、白河ノリヨリ、安喜万佐子(+林ケイタ)
展覧会概要

「GOLD EXPERIENCE 2 〜金鯱によせて」と題して、金箔を用いて現代における絵画表現を追究している日韓の美術作家7名の作品を紹介するグループ展を開催いたします。

金箔を使った絵画表現は、西洋・東洋いずれにおいても古代・中世からの長く豊かな歴史を持っています。西洋においてはテンペラ技法を用いた聖像画・イコン、モザイク壁画などにおいて、また東洋においては障壁画や漆絵などにおいて、それぞれの美学や美的感覚、また宗教や哲学を背景として、技術技法を発展させてきました。東洋における金箔の貼り方と、西洋における金箔の使用方法は、美術史の中で全く異なる発展を遂げていきますが、近代ヨーロッパでは19世紀末にジャポニスムの一部として金箔を用いた表現が取り込まれ、また東洋ではキリスト教布教のために黄金背景のイコンが大きな役割を果たすなど、東西文化のクロスオーバーを象徴するものとして捉えられる側面もあります。

絵画の背景をなす脇役的な部分として捉えられることも多い技法ですが、単なる背景としての機能にとどまらず、あるときは宗教的な荘厳さを示すために、また無限の空間を表出するため、またあるいは所有者の威光や権力を誇示するために、金箔が果たしてきた積極的な役割は決して見過ごすことはできません。

本展覧会は、西洋と東洋で全く異なる進化をしてきた「絵画における金箔」の伝統的な技術技法を受け継ぎ、また同時にそこに美術の歴史の意味や必然を読み取りながら、現代における絵画表現に取り込もうとしている日本と韓国のアーティストたちの作品を通じて、現代美術における技法材料の側面に新たな光を当てるとともに、金箔に込められた思想や精神性、メッセージなどにも目を向けながら、美術の長い歴史につながる21世紀の絵画表現の可能性について思いを巡らす機会を提供します。

「金のしゃちほこ」で有名な名古屋城を誇る尾張名古屋の地で、美術における「金」の魅力を再発見する機会となることでしょう。

本展は、2010年5月〜6月にかけて韓国ソウルのHYUN GALLERYにて開催された展覧会「GOLD EXPERIENCE」を名古屋・愛知に巡回して開催する国際交流展です。

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愛知県立芸術大学サテライトギャラリー
http://www.aichi-fam-u.ac.jp/facilities/satellite_gallery

旧竹内邸・常懐荘
http://humid8.sakura.ne.jp/04_jokaiso/index.html
展示作品(一部)

ハン・ホ Ho Han
"Eternal Light" | 2010 | 53.3x53.3cm | ミクストメディア

木村了子
"はやぶさ そうまでして君は" | 2011 | 100x100cm | 絹本着彩、裏箔(黒箔)、錫箔

イ・チオン Chion Lee
"不期以遇" | 2011 | 116.7x91cm | アクリル、パール顔料、オイルパステル、金箔、どうさ液/キャンバス

野口琢郎
"Landscape #12" | 2011 | 70×22cm | 金・銀・プラチナ箔、漆、石炭粉/パネル

パク・ヒョンジュ Hyunjoo Park
"touch of sun" | 2011 | アクリル、金箔、ボックス(インスタレーション)

白河ノリヨリ
"V-C-Light-2011" | 2011 | 97x130.3cm | アルミ箔、テンペラ、油彩/白亜地キャンバス

安喜万佐子
"松林図" | 2011-12 | 90x300cm(2点組) | 膠、顔料、胡粉、金箔/木製パネルに麻布、ボローニャ石膏
展示風景(愛知県立芸術大学サテライトギャラリー)

ギャラリーエントランス

展示概観(右から:野口琢郎、白河ノリヨリ)

展示概観(右から:イ・チオン、パク・ヒョンジュ)

展示概観(右から:ハン・ホ、木村了子)

展示概観(安喜万佐子+林ケイタの映像インスタレーション)

展示概観(安喜万佐子+林ケイタの映像インスタレーション)

オープニングレセプションの様子
展示風景(旧竹内邸・常懐荘)

「旧竹内邸・常懐荘」外観

木村了子のゲーム作品「常懐荘の兄弟(ふたり)」のイントロダクション展示

洋間の展示(パク・ヒョンジュ、木村了子)

階段踊り場の展示(イ・チオン)

2階和室の展示(安喜万佐子+林ケイタの映像インスタレーション)

1階和室の展示(野口琢郎、木村了子)

1階和室の展示(白河ノリヨリ)

仏間の展示(ハン・ホ)

アーティストトークの様子

アーティストトークの様子
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